私は酒場のカウンターで現在19年間接客をしています。副業で定期的にカウンセリングを行っています。
男性がデートを重ねるうちに、相手に触れたくなるのは自然なことです。
恋愛が苦手、交際人数が0から3人の方や、出会いが職場で全くないといった悩みを持つアラサ―世代は、できればキスをしたい、あれをしたい、これをしたいといった妄想がふくらんでしまいます。
現在私が相談というより、お話を聞きながら解決しようとしているのが…
デートを重ねているが、相手と手をつなげない。
笑う方がいるかもしれませんが…恋愛経験が少ない、全くない30代男性が本気で女性を好きになると…深刻です。
話を聞いていると…
感情のまま突き進んでしまうと、彼女から嫌われてしまうのではないか?
結論は飛躍している。一方的に決めつけているのでは?
と論理的な考えを持つ方がいるかもしれません。
私が提案したのは…『まず、手を繋いでみましょう。』
ということです。
恋愛に苦手意識をもつこの男性はお話をしたらすぐ結果がでたので紹介させて頂きます。

◆自然に手を握るための二つのポイント
自然に手を握るキーポイントは、シュチエ―ションとタイミングです。
モテる女性を口説くのも、高嶺の花と感じる女性を口説くのも…ポイントはこの二つです。
最も男性で気よつけなければならないのは…
「今日こそ手を握るぞっ!」
と気合いを入れすぎること。
こちらが押せば引くのが女性です。
30代の男性は女性から見ればいい大人です。
緊張のあまり、いざ手を握った時に手汗でベトベトはスマートじゃありません。
手を握るから次のスキンシップに移る時に、手を握ることがスマートに出来ない…
イコール、次のステップもスマートではではない…次のステップという言葉の意味は大人の男性なら分かると思います。
ここでスマートにさりげなく手を繋ぐ三つのポイントを紹介します。

◆さりげなく手を握るための三つのポイント
①変わりそうな信号を渡る瞬間、女性の手を引っ張るようにして手を繋ぐ。
②人込みを歩く時に、お互いはぐれないように手を繋ぐ。
③レストランなどで食事をしたあと、夜風にあたりながらの散歩に連れ出そうとして手を繋ぐ。
一番簡単なのは①と②です。
男女のムードはありませんが、手を握っても不自然ではありません。
二度目、三度目のデートならなおさら不思議ではない場面です。
そして、ごく自然に男らしさをアピールできるメリットがあります。
今回32歳男性はこの3つのポイントをすべて実践してくれました。
突然のスキンシップに女性は驚いた場面があったそうですが、この驚きは不快なものではなく…32歳男性が自分から手を握ってきた。ということに驚いたみたいです。
お固い仕事で、女性との交際経験が少ないということは知っていたとのこと。
①②で下地を仕込み…③の散歩で手を繋ぐ前に、私の勤める酒場で、お酒で良い心地にリラックス。
お散歩をした直後に…
「手を繋ぐことができたよ!」
嬉しい報告がありました。
③のシュチエ―ション的には、公園、海、川の側などゆっくりと邪魔されない場所がベスト。
ムードがあれば、相手の女性も…「手くらいは握ってくれるかな?」とイメージしやすい場所なので、振り払われることはまずありません。
事前にパートナーが好きそうな散歩道をリサーチしておいて、その近くのレストランで食事をすれば、よりスマート…自然な行動になります。
最後に一つアドバイス。
手を握ろうと思ったら直前に手汗をぬぐっておくのを忘れないでくださいね。